アンバサダー
心と体の健康を支える美容医療を届けられる看護師を目指しています。

名前: 小林 美香 (コバヤシ ミカ)
SNS: @mikacho0614
所属: グラントビューティークリニック
看護学校を卒業後、病棟勤務7年、小児科クリニック7年の経験を経て、大手美容外科クリニックへ転職しました。大手美容外科で役職業務を経験させていただく中で、仕事への向き合い方や環境の作り方の大切さを学ばせていただきましたが、同時にどこかで美容医療の限界を感じはじめました。
その後、約2年間美容医療から離れ、食事や栄養の大切さを学ぶ中で、美容と健康を融合させたケアを目指したいという思いが強くなり、料理教室講師の資格を取得。栄養をしっかり吸収させるための「腸」についても学び、美容医療と併用しながら、内側・外側の両面からアプローチできるナースとして再出発することを決意しました。
現在は、グラントビューティークリニックにて勤務しながら、休日にはホームケアに欠かせない美容健康商材の代理店業や、料理教室・料理イベント・腸活ワークショップなどを通じて、常に美容と健康に携わる活動を続けています。
- 1 今までのご経歴を教えてください。
- 2 美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。
- 3 美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?
- 4 初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?
- 5 美容看護師になる前となってからとで「求められるスキル」「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?
- 6 美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?
- 7 美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?
- 8 40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?
- 9 美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。
- 10 今後の目標があれば教えて下さい。
- 11 これから美容看護師にチャレンジする方にメッセージをお願いします!
今までのご経歴を教えてください。
中規模病院で病棟勤務を7年。主に介護が多く、夜勤がほとんどでした。結婚をきっかけに夜勤のない働き方を求め、クリニック勤務を選択。子どもが好きなこともあり、小児科クリニックへ転職し、7年間勤務しました。
しかし30代で不妊治療を経験し、子どもに携わることが一時的に辛くなってしまい、小児科を退職。その後、自分がもともと好きだった美容の世界に入りました。
美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。

もともと美容が好きで興味があったことが一番のきっかけです。そして、転職を考えたタイミングが36歳だったため、「この先、美容ナースとしての転職は年齢的に厳しくなるかもしれない」と感じました。
やるなら今しかない!と思い切って一歩を踏み出したことが、美容看護師としてのキャリアのスタートになりました。
美容看護師に転職すると決めた際、周りの反応はどのようなものでしたでしょうか?
主人をはじめ、家族や周りの人たちは「絶対楽しいと思う!」「あなたに向いているよ!」と口をそろえて後押ししてくれました。美容が好きな私の性格や興味をよく知ってくれていたからこそ、背中を押してくれたのだと思います。あの時の応援があったからこそ、今こうして美容看護師としての道を歩めていると感じています。
初めて美容クリニックに転職した際、転職活動で苦労したエピソードはありますか?
転職活動では、36歳という年齢を理由にお断りされることも多く、さらに未経験という点も重なって、面接にすら辿りつけないことが何度もありました。応募の段階で選考から外されてしまうケースも多く、年齢と経験の壁の大きさを痛感しました。選択肢が限られてしまい、挑戦したくてもできないもどかしさを感じる場面も多々ありました。ですが、その中でも少ないチャンスを大切にしながら、諦めずに動き続けたことが今につながっていると思います。
美容看護師になる前となってからとで「求められるスキル」「給与、休日、残業」「休日の過ごし方」の違いはありますか?

実際に働いてみて感じたのは、看護業務の中でも接遇マナーやおもてなしはとても大切なスキルになるということです。大手クリニックで勤務していた頃は、オペの内容によって残業が多くなることもありました。
休日の過ごし方については、美容業務の経験を重ねるうちに自然と意識が変わってきた気がします。以前のように「仕事のストレスを発散するための休日!」という感覚はあまりなく、今は日々の仕事が充実しているからか、心からリラックスして過ごせているように思います。
美容看護師になる前となってからで美容看護師に対する印象の違いはありますか?
美容ナースには、華やかなイメージや、たくさんの施術を受けられるのでは?というイメージを持っていました。でも実際に働いてみると、華やかな世界の中にも、真摯に医療と向き合う姿勢が求められることを実感しました。患者様にわかりやすく伝えるために、自ら施術を受けて学ぶことや、寄り添い方をしっかりと身につける機会も多く、「学びの多い仕事だなぁ」と感じました。
美容医療業界未経験者が美容クリニックで働く際、大手と個人クリニックで合う人と合わない人の特徴はありますか?
どちらにも良い点がたくさんあるので、「合う・合わない」というよりも、飛び込んだ環境の中で、自分なりの愉しさや“自分らしい美容”を見つけ出せたら良いのかなと思います。大手にも個人にもそれぞれの魅力があるので、ご自身が選んだ道を「これで正解だった!」と思えるように、自分自身でその環境を活かしていけたら素敵だと思います。
40代、50代以上になっても美容看護師として働くにはどのような経験やスキルが必要だと思いますか?
40代・50代でしか分からないお悩みに寄り添えることは、美容看護師としてかなりの特権だと思っております。もちろん経験も大切ですが、これまでの経験やスキルに固執しすぎず、周りのスタッフとの情報共有が乏しくならないよう、常に敬意と配慮を意識しています。
美容看護師の魅力ややりがいに感じることを教えてください。

ご自身の悩みやコンプレックスを抱えてご来院された方が笑顔で帰られ、はじめにお会いした時とは別人のような明るさでリピートされた時、心から嬉しいと思います。
今後の目標があれば教えて下さい。
ご自身の心身共の健康を意識していただけるような、美容医療を提供できる看護師になりたいと思っております。見た目の美しさだけでなく、心も健やかになれるような関わりを大切にしながら、一人ひとりのお客様に寄り添える存在を目指していきたいです。
これから美容看護師にチャレンジする方にメッセージをお願いします!
美容ナースをやってみたい!興味がある!と思った“今”がチャンスだと思います。「できるかな?」ではなく、「やってみよう!」という気持ちで、ぜひワクワクしながら挑戦してみていただきたいです。
一緒に美容看護師という仕事を盛り上げていきましょう!