基礎知識
美容クリニックの社割制度と注意点 | 美容看護師が社割で受ける施術ランキングTOP5!
美容クリニックの社割という制度をご存知ですか?社員は割引制度を使い、医療脱毛やレーザー治療、ボツリヌストキシン製剤、ヒアルロン酸注入などの美容施術を受けることができる魅力的な制度です。ただし、社割の利用には注意点もあるのでしっかりと把握しておきましょう。
この記事では、美容クリニックの社割の制度と注意点について解説します。また、美容看護師が社割を利用して受けている施術をランキング形式でご紹介します。美容看護師のリアルな声を知りたい方は、ぜひ続きをご覧ください!
美容クリニックの社割とは?
美容クリニックの社割とは、美容クリニックで働く社員が自身で受けることができる割引制度です。具体的には、医療脱毛やレーザー治療、ボツリヌストキシン製剤、ヒアルロン酸注入など、多数の施術が対象になります。
ただし、割引率や施術の種類や回数は美容クリニックによって異なります。
社割制度の適用条件と注意点
美容クリニックの社割を利用するには一定の条件があります。ここでは、一般的な美容クリニックの適用条件と注意点について記載します。
【適用条件】
・美容クリニックの正社員であること
【注意事項】
・お客様と同じ保証は付かないことが多い
・一定率の割引もしくはモニターによる場合もある
・自由に施術を受けられるのではなく、医師の診察のもと行われる
・社割は一部の施術のみで、希望する施術に適用されない場合もある
・社割の割引率はクリニックによって異なるため、確認が必要である
また、社割は美容クリニックの福利厚生の一環であり、企業文化や労働条件によって異なります。
社割制度の目的と社員への影響
美容クリニックが社割制度を導入している目的は、社員自身が美容施術を受けて効果を実感し、お客様に対する提供力やサービスの質の向上につながることを期待しているからです。具体的には次の通りです。
1.社員自身がクリニックの治療や施術を受けることによって、その品質や効果について直接的な体験を得ることができるため、お客様へのアドバイスや提供するサービスの向上につながる。
2.社割制度によって、社員自身がクリニックの治療や施術を受けることによって、自身の美容や健康管理についても促進され、健康的で美しい姿勢を維持することができる。
3.社割制度があることによって、社員がクリニックの施術や治療を受けることが、そのクリニックへの信頼感を高めることに繋がり、社員のモチベーションアップにつながる。
以上のように、美容クリニックが社割制度を導入する目的は、社員のモチベーション向上や健康維持、教育・トレーニングのためであり、社員の成長やクリニックの発展に繋がります。「個人の利益のために提供されているものではない」ということを理解しておきましょう。
美容看護師が社割で受ける施術ランキングTOP5
美容看護師として働く上では、自身の美容のケアも大切です。そこで、ここからは美容クリニックで実際に現場で働く看護師たちの声をリアルに聞き取り、社割を活用して受けている施術をランキング形式でご紹介します。それではどうぞ!
5位 ピコトーニング
ピコトーニングとは、最新の美容医療技術の一つで、超短パルスのレーザーを使って肌の奥深くに働きかけ、肌の再生や美肌効果を高める施術です。レーザーのパルスが非常に短いため、肌にダメージを与えず、施術後のダウンタイムが少ないのが特徴で、忙しい人にも人気があります。肌のシミ・シワ・たるみの改善、毛穴の引き締め、ニキビ跡の軽減など、幅広い美容効果が期待されています。
個人差はありますが、5回目くらいから効果を実感することができることが多いです。実際にピコトーニングを受けた美容看護師の声を一部ご紹介します。
【看護師のリアルな声】
・少ない回数でもスキントーンが明るくなった
・シミそばかすが薄くなった、くすみが取れた
・痛みが少ない
4位 医療用イオン導入
医療用イオン導入は肌に有効成分を塗り、専用機器で微弱な電流を流すことで、成分を肌の奥まで浸透させる美容施術です。施術を受けると、すぐに肌がふっくらと柔らかくなります。確実に褒められる肌に変化します。日頃のスキンケアだけではここまでの効果は得られませんし、痛みやダウンタイムもありませんので安心して利用できます。
【看護師のリアルな声】
・内側からお肌が潤う感じ
・施術中、気持ちよくてついつい眠ってしまう
・保湿効果!ぷるぷる!もちもち!
・施術直後からわかる
・むくみもとれる気がする
3位 ピーリング
ピーリングは、皮膚の外側の古い角質を取り除く美容医療の方法で、化学的な薬剤を使って肌の新陳代謝を促し、肌をツルツルに整える施術です。ニキビ跡やシミ、毛穴の詰まりなどの改善が期待できます。施術時間も短く、ダウンタイムも少ないのが特徴で、肌のリフレッシュを目指す人に人気です。
エステサロンのピーリングの違いは、エステサロンで使用できるピーリング剤の種類と濃度が限られており、表面的な肌の改善にしか効果がない点です。肌の奥深くまで効果を発揮したい場合には、エステサロンでは扱えないピーリング剤があります。また、肌状態によっては赤みやトラブルが起こるリスクがあるため、医療機関での施術が必要であり、医師の診察のもとで適切なお薬を使用する必要があります。肌の内側から改善したい場合や、肌トラブルがある場合には、美容クリニックで施術を受けることをおすすめします。
2位 HIFU
HIFU(高密度焦点式超音波)は、超音波の熱エネルギーを使って、皮膚深層にリフトアップ効果を持つ治療方法です。外科的なアプローチを必要とせず、超音波を照射するだけで小顔&リフトアップを実現します。頬のたるみやほうれい線、顔全体のしわやたるみ、目元の小じわなどに悩む方におすすめです。痛みを最小限に抑えつつ、肌のハリを取り戻し、小顔効果を期待できます。ただし、注意点もあります。それは、医療機関で施術を受けること。
最近までエステティックサロンでもHIFUを行っていましたが健康被害が指摘され、2023年4月19日付けで経済産業省はエステティックサロンでのHIFUの即時中止を呼びかけています。
【看護師のリアルな声】
・若返りには欠かせないので3ヶ月ごとに受けている
・ダウンタイムがないので受けやすい
・友人から痩せたと言われた
・たるみ予防にやっている
・輪郭がはっきりする
1位 ボツリヌストキシン製剤
ボツリヌストキシン製剤、筋肉の動きを抑制することで、しわやたるみを改善する美容治療です。主に顔のしわやたるみ、目元の小じわ、眉間のシワ、笑いジワなどに効果があります。施術は注射で行い、痛みやダウンタイムはほとんどありません。効果は3日から1週間ほどで現れ、最大効果は2週間から1か月後に現れます。効果持続期間は3か月から6か月程度で、その後は再施術が必要になります。ボツリヌストキシン製剤は簡単で安全な美容治療の一つであり、多くの人々が利用しています。
人気がある部位は、顎、えら、目尻、眉間、ふくらはぎなどで、特にえらは小顔目的で人気があります。額にボツリヌストキシン製剤を施術しふっくらしたおでこにする人も多くいます。
【看護師のリアルな声】
・目に見えて効果がわかる
・しわ予防になる
・手軽だし安いからうれしい
・歯の食いしばりが楽になった
・顔がシャープになった
上記のランキングはこちらの動画を参考にしています。より詳しく知りたい方は動画を確認してみてください。
→ナースが自腹で受ける美容施術ランキング
まとめ
美容クリニックの社割制度は、社員自身が美容施術を受けて効果を実感し、お客様に対する提供力やサービスの質の向上につながることを目的としています。社割があることで社員のやる気やモチベーションが向上し、お客様への対応力も高まることも確認されています。
ただし、社割を利用するには一定の条件があり、自己負担が必要な場合もあるため注意が必要です。美容クリニックへ転職した際は、お客様へのサービス向上とモチベーションアップのために上手く社割を活用しましょう。