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男性美容看護師への転職ストーリーと本音を話します。

男性美容看護師への転職ストーリーと本音を話します。

けんたろうさんは、2016年に看護学校を卒業後、大阪の総合病院の整形外科で看護師としてのキャリアをスタート。4年間の臨床経験の後、彼の興味は次第に美容の世界へ。美容看護師としての新たな道を探るために東京へ移り、男性専門の美容皮膚科で勤務を開始。その後、さらなるスキルアップを目指して別の美容クリニックへの転職を決意します。現在は、男性メディアのSNSマーケティングチームとしても活躍し、「男性の身だしなみと美容」に関する情報を発信しています。

このインタビュー記事では、美容業界でのけんたろうさんのリアルな転職の経験と本音をお届けします。

美容看護師になろうと思ったきっかけを教えてください。

美容やスキンケアにはもともと興味があったんです。特に、自分の青髭に対するコンプレックスが大きく、どうにかしたいと思っていました。そんな時、夜勤で一緒だった男性の先輩看護師から医療脱毛を勧められたことが、大きな転機となりました。先輩の勧めを受けて、医療脱毛を決意したのですが、この経験が美容看護師を目指すきっかけになったんです。

脱毛治療を受けていくうちに、青髭コンプレックスが解消され、同時に美容クリニックで働く看護師の方の生き生きとした姿を見ているうちに、美容看護師への興味が湧きました。当時は、病院以外で働いている看護師が周りにいなくて、相談する相手がいなかった事もあり、転職活動に不安があったことを覚えています。

病棟勤務3年目の時、4年間働けば奨学金を返さなくても良いという条件があったので、その時点で自分のキャリアについて考えてました。元々美容が好きだった事や、美容クリニックの脱毛治療を受ける中で、資格を通して医療と美容を両方追求出来る美容看護師に魅力を感じたのが決め手になります。

周りの反応はどうでしたか?

病棟勤務から美容看護師への転職を決めた時、周りの反応は正直あまり前向きなものでなかったように記憶しています。特に病棟勤務の先輩たちからは、あまりいい声を聞かなかったですね。『美容クリニックはやめた方がいいよ。』と言われることが多かったです。

看護師のキャリアの不安の中には、美容クリニックでの勤務期間がブランクとみなされ、臨床経験とみなされないことがあります。美容クリニックの仕事は看護師としての実務経験が積めないと捉えられがちです。そのため、将来的に病院へ戻ろうとした場合、それが足かせになるという声が多かったんです。

また、男性看護師が美容クリニックに転職するのは非常に珍しいため、その点でも反対されました。ただ、僕自身は美容看護師の仕事に興味があり、自分のやりたいことをやる、という決意が固かったです。

転職エージェントは利用しましたか?

僕は某大手の転職エージェントを活用しました。未経験だったので、1年前からじっくりと準備を始めたんです。正直、転職エージェントについては最初、少し疑念を抱いていました。転職エージェントの方からは頻繁に連絡がありましたね。うちの母親よりも連絡が多かったくらいです。僕自身、頻繁に返事をするタイプではなかったので、エージェントの方の粘り強さには驚かされました。

でも、何度か電話で話しているうちに、本当に親身になってくれていると感じ始めたんです。男性でも働ける美容クリニックの求人をいくつか紹介してもらい、その中から教育体制や施術の幅広さを考慮して、元々通っていた男性専門の美容クリニックを選びました。

いま思うと、美容クリニックに特化したエージェントがあれば美容看護師になりたい人にはすごくいいなと思います。特に未経験の段階で、どのクリニックが自分に合っているのか、何を基準に選べばいいのか分からない時、美容クリニックに精通したサポートはとても価値があると思います。美容看護師の中にも、いろいろな働き方があり、その中から自分に合った提案をしてくれるんです。だから、転職を考えている方には、教育や研修制度が充実している、そして個々のニーズに合ったアドバイスができる転職エージェントを選ぶことをおすすめします。

病棟勤務との違いはありますか?

病棟勤務も人間関係は良かったのですが、美容クリニックではもっとリラックスした雰囲気で働けています。病棟では当たり前ですが、重病患者様との向き合い方が精神的に厳しいことが多かったです。

でも、美容クリニックでの仕事は病棟勤務とは違って、ポジティブな働き方が中心です。職場の雰囲気も明るくて、先輩や後輩とも気軽に話ができるんですね。特に、僕が働いていたのは男性専門のクリニックなので、男性看護師が多く、女性だけの病棟よりも話しやすかったです。

患者様との関わり方も全然違います。美容クリニックでは様々な年齢層の方が来院されるため、施術中に色んな話ができて、それが楽しいんです。もちろん、接客・接遇には気をつけていますが、気軽にコミュニケーションが取れるんですよね。

また、病棟勤務の時は、休日の夕方から「明日仕事か…」って考えると気分が沈んでしまうことが多かったです。人間関係や仕事のプレッシャーで、気が重くなることも多々あったように思います。美容クリニックで働き始めてからは、自分が美容が好きで、同僚も美容好きな方が多いため、仕事に対する気持ちがずっと前向きなんです。それが本当に大きな違いで、仕事への姿勢が全く変わりました。

キャリアアップや給与の違いはありますか?

美容クリニックには、キャリアアップがしやすい環境があります。僕が以前勤めていたクリニックでは、1〜2年でトレーナーに昇格し、早い人では3年目で副主任になることもありました。これに対して、以前僕が勤めていた病棟では役職に就くまでに約10年かかることが一般的です。美容クリニックではトレーナーや副主任、主任など、キャリアを積むための多くのポジションがあり、昇進に挑戦しやすい環境が整っていると思います。

給与に関しては、病棟で4年間働いた時の給料と、美容クリニックでの1年目の月給がほぼ同じでした。夜勤3回分を含めた病院の月給とだいたい同じでしたね。ボーナス面では、病院の方が金額的には高い傾向にありますが、美容クリニックにおいてはインセンティブが加わる事で支給される仕組みです。経験上ですが、年収全体を考えるとほぼ同じぐらいと感じています。

給料に大きな差はありませんが、美容クリニックで働く大きな利点は、夜勤がなくなることです。生活リズムが整うので、規則正しい生活が送れます。休日の数は病棟勤務と美容クリニックで変わりませんが、生活リズムが整うのは大きなメリットじゃないかと思います。

美容看護師として働いて良かったことは?

美容看護師の仕事には、いくつかの大きなメリットがあるんです。まず、美容に関する専門的な知識を身につけることができるんですね。これは自分のケアにも活かせるし、お客様へのアドバイスにも役立つんです。SNSなどで流れる誤った情報に惑わされずに済むので、それがとても大きいです。

それから、この仕事をすることで、美容に対する情熱がどんどん深まっていきます。自分が美容が好きだから、それが仕事に反映されて、パフォーマンスも自然と上がってきます。結果的に、日々の生活の質も向上しました。

接遇力の向上も、美容クリニックで働くメリットの一つです。患者様をお客様として接するので、自然とおもてなしのスキルや配慮が身につき、人間としての魅力も高まるので、とても価値あることだと思っています。

さらに、福利厚生として美容施術を受けることができるのも大きな魅力ですね。通常料金より安く、あるいは無料で施術を受けられるのは美容看護師ならではだと思います。

そして、最後に挙げるとしたら、インセンティブによる給料のアップですね。物販の売上に貢献するとか、施術の契約を増やすことで、報酬が上がるんです。僕が以前いたクリニックはノルマがなかったので、営業が苦手な方でも気軽に働ける環境がありました。なので、営業が苦手な人は無理に売込みする必要はないですし、得意な人は積極的に営業すればいいのかなと思います。ちなみに、僕はそこまで売り込みが得意ではなかったです。笑

個人クリニックへ転職したきっかけは?

男性専門の美容クリニックで働いていましたが、いまよりももっとスキルアップしたい、女性客を多く抱えるクリニックでの経験を積みたいと思っていたので、女性がメインの個人クリニックに転職しました。

男性専門の美容クリニックとの違いは?

新しい職場では、来院される方のほとんどが女性で、施術の種類や物販の幅が前職の倍以上になり、まったく違う環境になりました。男性のお客様ばかり施術していたので、女性のお客様との接点は新鮮で、同時に多くの挑戦がありました。

女性のお客様は、男性看護師である僕が施術に入るのを断ることもありましたし、一度施術をした後でも別のスタッフを希望されることもありました。初めて施術を断られた時は、自分の未熟さを痛感し、かなり落ち込みましたね。ただ、落ち込んでいても仕方がないので、前向きに考えられる時は、自分の至らない点を練習し、どう改善できるかに時間を充てていました。

個人クリニックでは、お客様のお洋服をお預かりする所から接客が始まり、声掛けの仕方はもちろん、頭にタオルを巻いたりする動作一つとっても、細やかな配慮が必要になります。初めは接客面や実技のテストに何度も落ちました。女性のお客様の場合、より高度な美容知識や接遇が求められるので、その点が一番大きな違いだと感じています。

ただ、ミスから学ぶことは多く、それをバネにして次に良い印象を持ってもらえるよう努力することは、美容看護師としてスキルアップするためにとても大切なことだと考えています。

男性看護師ならではの苦労はありますか?

現在のクリニックでは、僕以外の看護師は全員が女性なんです。そのため、立ち振る舞いには特に注意していますね。出来ているかは分かりません。笑

例えば、入職したばかりの頃、まだ物品の配置がよく分かっていなかったんです。間違った場所に物を戻してしまうことがあったのですが、女性の場合はその間違いを直接指摘してくれないこともあり、彼女たちの中では、言わないでも分かる空気感が共有されていて、自分が間違えていることに気づくのが半歩遅れたりと、最初は結構苦労する事が多かったです。

そこで、何でも話せる人を一人見つけて、細かい部分の間違いを指摘してもらうようにしました。女性が多い職場では、そういうアプローチが必要でしたね。波風を立てないようにすることだったり、何もしないとか、鳴りを顰めるのではなく、自分の立ち振る舞いには常に気を付ける事と、自分じゃ気付けない部分をサポートしてもらえる環境作りは大切なポイントですね。苦笑

教育・研修は大事だなと思います。

現在は個人クリニックで働いていますが、もし初めて美容クリニックで働く職場が今のような環境だったら、きっと「もう嫌だ」と感じていたと思います。美容クリニックでの仕事のハードルは高く、施術の丁寧さやお客様との接し方が、病院勤務とは全然違います。いまのクリニックは都心にあるので、美容の知識が豊富なお客様が多く、玄人さんも来院されるため、要望や期待値も高いです。そこで自分が不安定な様子を見せたら、信頼を失うことになります。だからこそ、男性専用の美容クリニックで学んだ技術や接遇に関する経験があってこそ、チャレンジ出来た部分だと思っています。

僕が初めて入職した美容クリニックは男性専用のクリニックだったのですが、いま思うと男性女性両方のお客様が来院されるクリニックでの経験も選択肢としてアリだったと思います。最初に、両性対応出来るようになると、接遇面では困らなさそうだなぁ〜と。笑

現在働いているクリニックでは、接遇力が特に重要視されています。ただ、男性がお客様の場合、正直なところ接遇のハードルは比較的低いです。女性は、異性としての距離感や肌の触れ方には特に注意が必要で、例えば、お客様の顔に触れる際は、肝斑悪化を防ぐために、お豆腐を扱うような繊細さが求められる事もあります。男性専門のクリニックではそこまで求められなかったアフターケアの説明も、女性のお客様の場合には施術後の丁寧な説明が不可欠です。また、全てのお客様が同じ説明を求めるわけではないので、相手が何を求めているかを感じ取りながら説明する必要があります。

このように、美容クリニックで働く上では、教育や研修が非常に重要だと感じています。異なるタイプのお客様への対応を学ぶことができ、より幅広いスキルと柔軟な対応能力を身につけられるという意味で、はじめは研修制度が整った美容クリニックがよかったですね。

未経験で美容クリニックへ転職するならどんなクリニックがおすすめですか?

美容クリニックへ転職したいと考えている方の中には、美容に関する知識を深めたい人もいれば、夜勤から解放されたいと思っている人もいると思うんです。ただ、最初からレベルが高そうなクリニックに飛び込むのはあまりおすすめできません。そもそも、採用される可能性は低いと思いますが、いきなり挫折を味わい、美容を楽しめないかもしれないからです。

大切なのは、教育や研修制度がしっかり整ったクリニックを選ぶこと、そして、ミスをした時に一緒に考えてくれる環境があることです。個人クリニックは、スタッフに対して時間を取ってくれることはもちろんありますが、「美容1年以上の経験者」という条件が付いている所もあります。未経験で基礎知識と接遇が整っていないと、実際施術に入った際に、中身がないとお客様に見透かされてしまい、1対1のマンツーマンでの環境下において、自分じゃそのミスに気付けず、その結果、いつの間にか施術NGや、リピート客を獲得できないなんて事も。

美容クリニックに転職する場合、大手クリニックと個人クリニックでは働き方が大きく異なります。男性美容メインのクリニックと女性客をメインにするクリニックでは、対応の仕方も変わってきます。僕の経験だと、以前働いていた男性専門の美容クリニックは、クリニックとしての売り上げを追求する雰囲気はそれほどありませんでした。しかし、現在の個人クリニックでは、一人ひとりが売上を作っていく責任感を強く感じます。最初に教育や研修制度がしっかりした場所で基礎を学び、その後職場を個人クリニックに変えると、学べることが大きく挑戦のしがいもあると思います。

未経験で美容クリニックに入る場合、クリニックの特徴を理解し、自分に合った環境を選ぶことが重要ですね。

病院に戻れないと聞きますが本当ですか?

美容クリニックから病院への復帰は不可能ではないと思います。実際、僕の知り合いの中にも、美容クリニックから病院に戻った人がいます。その人が病院の面接を受けたとき、面接官からは『また辞めるかもしれないですね』と言われたそうです。でも、最終的には別の病院に戻ることができたんです。この方の場合、看護師としてのスキルを疑われたわけではなく、むしろ長く勤めてくれるかどうかが心配されたみたいですね。

だから、美容クリニックから病院に戻ろうと考えている人は、面接でなぜその病院に戻りたいのか、その志望動機を明確に伝えることが重要です。自分の将来のキャリアプランをしっかりと説明できれば、病院に戻ることは決して不可能ではないと思います。もちろん、個々の病院の受け入れ方針にもよりますが、一概に「戻れない」とは言えないでしょう。

最後に美容看護師に興味がある方へ一言お願いします。

美容看護師になることに興味がある方には、まず、美容が好きであること、身だしなみを整えることへの情熱が重要だと思います。美容看護師というのは、美しさをサポートする仕事なので。臨床のキャリアに対する不安もあるかもしれませんが、美容看護師になったからといって臨床へ戻れなくなるわけではありません。いつでも臨床に戻ることができるという心構えを持っておくといいでしょう。

病院での看護とは異なり、美容クリニックでのやりがいはまた違った形で現れます。患者さんが治療を終えて元気になって帰るのを見るのも看護師としての喜びですが、美容クリニックでは、お客様が綺麗になり、生活が良くなったと直接感謝の言葉を伝えてくれることも多くやりがいを感じるポイントです。そのたびに、何のために美容看護師として働いているのか気付かされ、嬉しい気持ちになります。

もし少しでも美容看護師に興味がある人は、ぜひ挑戦してみてください。

電話受付(平日)
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