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基礎知識

美容看護師とは?病棟看護師との違いや仕事内容をわかり易く説明!

美容看護師とは?病棟看護師との違いや仕事内容をわかり易く説明!

病棟看護師と違い美容看護師は実際に働くまで実習をする機会がありません。そのため、仕事のイメージがしづらく、美容クリニックに転職して病棟との違いに戸惑ったという人も多くいます。

そこで、今回は病棟で働く看護師との違いや美容看護師の仕事内容など、実際に現場で働いている看護師のリアルな内容をお伝えします。

美容看護師と看護師の違い

美容看護師と看護師の主な違いは、専門領域や職務内容です。看護師は、病院や診療所などの医療機関で、病気やけがの治療や身体機能の回復を支援する役割を担います。一方、美容看護師は、美容外科や皮膚科、などの美容関連の施設で、美容治療に携わります。看護師として医療の知識を持ちながら、美容分野での専門性を持った看護師であることが特徴です。

また大きな違いの1つとして、病棟では「患者様」だったのが、美容クリニックでは「お客様」に変わります。病棟では患者さんに寄り添った親しみのある言葉遣いをすることが多いですが、美容クリニックではお客様に不快な思いをさせたり失礼な態度を取らないよう接客・接遇が求められるので、対応方法が大きく違うことに驚く人も少なくありません。

美容看護師の仕事内容

ここからは看護師の仕事内容をイメージしやすいよう詳しく説明します。美容クリニックは大きく分けて「美容外科」「美容皮膚科」「脱毛」の3つに分類されます。

それぞれの違いを簡単に説明すると、美容外科は外科的手術によって美容や形成を行います。主に、二重まぶたや鼻の整形、豊胸手術、脂肪吸引などの手術がメインで医師が中心となって施術を行います。

一方、美容皮膚科は美容や健康を目的とした皮膚科医療を提供しています。主に、シミ・くすみ・ニキビ・肝斑などの肌トラブルや、美肌治療、ボツリヌストキシン製剤やヒアルロン酸注入などの施術がメインで、医師や看護師が中心となって施術を行います。

脱毛クリニックは、永久脱毛を中心とした医療を提供しています。レーザーや光を照射することで、ムダ毛を根本から処理することができ、ほとんどの場合は看護師が中心となって施術を行います。

こちらの記事では、それぞれの働き方について詳しく説明しています。自分にあった美容看護師の働き方を見つけたい人は、ぜひ確認してみてください。

→美容看護師の働き方 | 美容外科、美容皮膚科、医療脱毛クリニック、アートーメイクの違いをわかり易く解説

ここからは、具体的な仕事内容を説明します。クリニックによっては内容が異なる場合もありますが、ここでは一般的な美容看護師の仕事内容を紹介します。

①注入系の介助

注入系とは、ボツリヌス菌を主成分とするボツリヌストキシン製剤や、ヒアルロン酸を主成分とする注射、脂肪溶解注射などの注射などのことを指します。看護師は、これらの注入物品を準備したり、注入の介助、注入後の止血や圧迫を行います。

②カウンセリング

美容外科手術においては、事前にカウンセリングを行うことが一般的です。患者さんの希望や不安を聞き、不安を少しでも取り除くようにサポートしていきます。また、施術の料金や経過などを詳しく説明することも重要な役割です。

③オペの介助

美容外科手術における看護師の主な役割のひとつが手術の介助です。無菌操作による手術器具や術野の準備、麻酔管理、全身状態の管理、術後の創部の保護を行います。また介助においては、直接介助というよりも助手に近いイメージの方がギャップが少ないかもしれません。オペ室の経験がない場合でも、基本的な看護技術と知識があれば、クリニック側で手順を教えてくれる場合がほとんどなので安心してください。

④アフターケア

美容外科手術後の患者さんにはアフターケアが必要です。看護師は施術毎に日常生活の注意点を指導したり、術後の経過を観察し、現在困っていることがないかを患者さんに確認します。ダウンタイムで腫れや内出血が起こることがありますが、不安や疑問がある場合はしっかりと経過を伝えて安心してもらえるようにお話していきます。また、術後の経過などの報告を医師に行うことも大切な仕事です。

⑤フェイシャルや脱毛の施術

美容皮膚科外科ではや脱毛などの美肌治療をおこないます。看護師はピーリングやレーザートーニング、ハイドラフェイシャル、イオン導入などの施術を行っていきます。基本的な機械の使い方はクリニックで教わるので未経験でもすぐに使えるようになります。

美容看護師は病棟の看護師と比べると健康な人を対象にしているため、「療養上の世話」をする機会が少なく「診察の補助」が主な仕事となります。また美容クリニックでは、接客・接遇のスキルやカウンセリング能力が求められることが多く、お客様の気持ちを理解し最適な提案をすることが大切です。

美容看護師に必要な資格とは

美容クリニックで働くためには「看護師免許」か「准看護師免許」のどちらかがあれば、それ以外に必要な資格はありません。看護師としての基本的なスキルがあれば、あとは美容クリニックで教えてもらうことができるので安心してください。

こちらの記事では、美容について詳しく勉強したい人へおすすめのスキルを紹介しています。興味がある方は確認してみてください。

美容看護師に必要な資格とスキル | 美容看護師エージェントが教える美容好きにおすすめのスキル5選!

美容看護師のメリットとデメリット

美容看護師として働くことのメリットとデメリットについて説明します。ただし、紹介する内容は個人の価値観によってメリットにもデメリットにもなるので、参考程度に読み進めてください。

メリット

・生活リズムが整う
・仕事に前向きに取り組める
・奇麗でいたいと思う
・働く仲間がポジティブ

生活リズムが整う

美容クリニックは病棟勤務のような夜勤はなく、日勤のみの場合がほとんどです。そのため生活リズムが整いやすいです。毎日同じ時間に起きて働くというのは、想像以上に身体が楽だと感じることができるでしょう。

仕事に前向きに取り組める

美容クリニックは、奇麗になりたいと思っている人のお手伝いをするのが仕事です。そのため、お客様も美容が好きだったり前向きな方が多いのが特徴です。だからといって、ストレスやプレッシャーがゼロになることはありませんが、それでも主体的に働くことができる仕事です。

奇麗でいたいと思う

美容に関する情報が常に得られる環境で働くので、職場で積極的に情報交換したり、お客様からも刺激をもらうことで、自分自身も奇麗でいたいと思うようになります。その思いが行動に繋がりやすく仕事にも活かされます。

働く仲間がポジティブ

先ほど説明した通り、美容クリニックには奇麗になりたい人が来ることがほとんどです。そのため、美容クリニックで働く人も常に前向きで改善できることがないか考えている人が多いので、同じ環境で働いているうちに自然と前向きになれたり、元気がもらえます。

デメリット

・病棟で実施するような技術や疾患に対する知識・技術の停滞
・美容勤務歴が職歴には反映されない場合がある
・世間が休みの時が繁忙期
・業績(売り上げ)意識への抵抗感

病棟で実施するような技術や疾患に対する知識・技術の停滞

転科をすると、そこで経験してきた知識や技術は更新されません。そのため、美容クリニックで働くと病棟で実施する技術や疾患に対する知識や技術は停滞しそれ以上、更新されることはなくなります。

美容勤務歴が職歴には反映されない場合がある

転職先にもよりますが、美容クリニックでの勤務は臨床経験に含まれない可能性があります。また美容クリニックで働くと、病棟に戻れないのではと不安に思うかもしれませんが、その点は心配する必要はありません。病棟から美容クリニックへ転職し、また病棟に戻る方もいます。

世間が休みの時が繁忙期

美容クリニックは休みの日にも施術を行うお客様が多いので、春休み、GW、夏休み、冬休みや土日祝日は繁忙期になり休みをとりにくくなります。ただし、これは人によってはメリットに感じることもあります。

一般的に連休や土日休みは、どこへ行っても人が多いですし旅行なども値段が高くなります。そのため人が少なく値段も安い平日に、長期で休みを取れるのはメリットだと感じる人もいます。

業績(売り上げ)意識への抵抗感

美容クリニックは、病院と違い自由診療のため国からの補助が一切ありません。そのため、自分たちの給料、クリニックの賃料・機械のリース代・手術に使用するすべての資材などの必要経費を自分たちで稼ぐ必要があります。

そうしなければ適切な医療を提供することができなくなるだけでなく、経営を維持することも難しくなってしまいます。もし売り上げを作ることに不安を感じる場合は、視点を変える必要があるかもしれません。

ただし、サービスを提供しお客様に満足してもらうことで業績や目標を達成すると、その分インセンティブや賞与といった形できちんと還元されるのも事実です。

美容看護師のやりがいと向いている人の特徴

美容クリニックで働くことのやりがいや、美容看護師に向いている人の特徴をご紹介します。

美容看護師のやりがい

自分の望んでいない容姿を改善することで、明るくなったり生きる気力を与えることができ、その結果一人ひとりの人生の質を高めることができます。お客様が奇麗になって自信をつける姿を見たり、自分の知識がお客様のためになったと感じ、感謝される瞬間は美容看護師としてもっともやりがいを感じる瞬間のひとつだと言えるでしょう。

また、今後は世の中の高齢化がこれまで以上に進みます。これはサービス医療もいままで以上に必要とされることを意味しています。美容医療は若い人だけが施術を受けるものだと思われがちですが、いつまでも若く見られたい年代の方からのアンチエイジングの需要も今まで以上に高まっています。

美容看護師として求められるものに対して積極的に取り組むことで、周りの人を幸せにし自分自身の存在意義も感じることができるのは、誰にとっても価値のある仕事ではないでしょうか。

美容看護師に向いている人の特徴

美容が好きで常に最新の情報を収集したり、自分の知識をアップデートできる人は美容看護師に向いています。なぜなら、お客様も美容に興味がある人が多く、最新の美容情報について施術に質問されることもよくあります。「あの施術はどうですか?」「あの化粧品はどうですか?」と質問された時に、適切な回答ができるとお客様からも信頼されますしコミュニケーションも円滑になります。

まとめ

今回は病棟看護師との違いや、美容看護師の仕事内容について説明しましたが、未経験だから不安だと感じることも多くあると思います。

しかし、ほとんどの場合、美容クリニックで働くために必要な知識や技術は研修でしっかりと教わることができますし、もし向いていないと感じたら病棟に戻ることもできます。

そのため、少しでも美容看護師に興味がある方は、一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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